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佐野海舟のプレースタイル・特徴解説

Kaishu Sano 日本代表

日本代表や所属クラブの試合を見ていて、「佐野海舟は、なぜあれほど中盤で存在感を出せるのだろう」と感じた方も多いのではないでしょうか。ブラジル戦でも見事なゴールを決めたこの選手。派手なドリブルや豪快なシュートが目立つタイプではありませんが、試合を見るほど魅力が伝わる選手です。

佐野海舟のプレースタイルはボール奪取が魅力

佐野海舟の大きな特徴は、相手の攻撃を読む力です。相手がパスを出す前にコースへ入ったり、ボールを受けようとする選手へ素早く寄せたりして、中盤でボールを奪います。

サッカーでは、攻撃と守備の切り替えを「トランジション」と呼びます。佐野はこの切り替えが速く、相手からボールを奪った直後に、味方へシンプルなパスをつなげます。自分で長く持ち続けるよりも、チームが前へ進むための判断を優先している印象です。

私が鹿島で見ていて当時一番頼もしいと感じたのは、危険な場面に現れるタイミングでした。相手のカウンター、つまり攻守が入れ替わった直後の速い攻撃に対しても、先回りするようにスペースを埋めてくれます。

海外に行った今も鹿島にいた時と大きな差がなく同じクオリティでボール奪取を行えております。
とんでもない選手がいたんだなと佐野海舟を見る度に思わされます。

佐野海舟の特徴は運動量と守備範囲

佐野海舟は、身長176センチのMFです。体格だけで相手を圧倒するタイプではありませんが、走力と予測を生かして広い範囲をカバーします。味方のサイドバックが前へ出たときには中央を埋め、センターバックの前で相手のパスを遮ることもあります。

こうした役割は、いわゆる「アンカー」に近いものです。アンカーとは、守備時に中盤の底でバランスを取り、攻撃の土台にもなるポジションを指します。目立つプレーの裏側で、味方が安心して前へ出られる環境を作る存在です。

さらに、ボールを奪うだけでなく、奪った後のプレーも落ち着いています。無理に難しいパスを選ばず、近くの味方へつないで攻撃をやり直せる点も、佐野の良さでしょう。

鹿島で見せた成長と注目ポイント

佐野海舟は2022年12月にFC町田ゼルビアから鹿島へ加入し、2023年のJ1リーグでは27試合に出場して1得点を記録しました。試合を重ねるごとに守備での存在感を高め、日本代表にも選ばれるまで成長しています。

観戦するときは、ボールを持っている選手だけでなく、佐野がどこに立っているかにも注目してみてください。パスコースを消す動き、こぼれ球への反応、奪った後の最初のパスを見ると、プレースタイルがより分かりやすくなります。

まとめると、佐野海舟のプレースタイルは「読む力、走る力、奪った後の判断」が軸です。次に試合を見るときは、ぜひ中盤の佐野海舟を追いながら、日本代表の攻守を支える働きを感じてみてください。

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